イベントレポート



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2011年09月26日(月)にザ・プリンス パークタワー東京で行われた、auの「2011 NEW COLLECTION AUTUMN & WINTER」。KDDI株式会社プロダクト企画本部の岸本大輔氏(以下、岸本氏)に、ポータルビジネス部の佐藤優美子氏立会のもと、インタビューしてきました。

Q:Android™auというCMも見かけなくなりましたね。次も新しい何か全体テーマ的なアピールが始まるのでしょうか。

岸本氏:一区切りで、次のステージ、という感じですかね。さっきプレゼンテーションの中でありましたように、「未来は選べる」がポイントになると思っています。

Q:今回の端末はスマートフォンが中心で、今までのケータイのように一言で表すのは難しいとは思うのですが、それでも、一言紹介お願いします!それでは「HTC EVO 3D ISW12HT」からお願いします。

岸本氏:WiMAX、デュアルコアCPUがあって、端末の操作性も格段にアップしています。あと、HTCさん独自思想の「HTC Sense」は特徴です。使う“人”のためにシンプルで直感的な操作感、そして使う“人”に心地いいユーザーインターフェースです。そこが前作よりさらに良くなっているなぁ、というのが率直な感想ですね。

Q:一言ではいかがですか?

岸本氏:そうですね、WiMAXとデュアルコアCPUで、操作性が数段UPしていますし、快適に使えるモデルです。

Q:MOTOROLA PHOTON™ ISW11Mはいかがでしょうか?

岸本氏:あんまり同じになると嫌われるかな(笑)。こちらもやはりWiMAXとデュアルコアCPU搭載で快適な操作性に満足してもらえるモデルです。あとSNSの最新情報がホーム画面上ですぐ確認できるウィジェットをモトローラさんが用意してくれていますので、とても便利ですね。

Q:一言的な短さでのアピールだとどうでしょうか?
岸本氏:短く、ですか。WiMAXとデュアルコアCPUによる快適な操作性と、あとはソーシャルサービスの最新情報が確認しやすくて「使い易い」ということですね。

Q:ARROWS Z ISW11Fはいかがでしょうか?
岸本氏:これも、WiMAXとデュアルコアCPUを搭載しています。この機種は全部入り、というか、ワンセグ、おサイフケータイといった日本仕様のサービスが入っていますので、一言で言うならば、WiMAXとデュアルコアCPUによる快適操作に加えて、日本仕様のサービスも全部入っています、ということになりますね。

Q:DIGNO ISW11Kはいかがでしょうか?

岸本氏:京セラさん国内初のスマートフォンで、WiMAXに対応しています。あと、京セラさんのモデルで今までも多かったスリムサイズに、有機ELディスプレーを搭載しているので、映像や画像を美しく表現してくれるところが特徴ですね。文字入力も「すぐ文字」といった、いままでフューチャーフォンにあった機能が入っていますので、便利で使いやすい端末です。
一言で言うと、WiMAXを搭載し、かつスリムサイズなスマートフォンです。

Q:AQUOS PHONE IS13SHはいかがでしょうか?

岸本氏:IS03と同じ、メイン液晶とサブディスプレーのメモリ液晶を組み合わせたコンビネーション液晶、手にフィットするラウンドフォルムのスリムなデザインが特徴です。メモリ液晶は解像度が上がって、漢字表示や再生曲名などに対応し、より見やすく便利になりました。
一言でいうと、進化したコンビネーション液晶搭載のスタイリッシュスマートフォンです。

Q:MEDIAS® BR IS11Nはいかがでしょうか?

岸本氏:気分やシーンに合わせて設定できるイルミネーションが特徴で、女性でも片手で操作可能なモデルです。
また、ビューティーとファッションをテーマにした女性向けアプリを搭載しています。
一言でいうと、コンパクトなサイズ感で、かつイルミネーションを搭載した女性向けのスマートフォンです。

Q:F001はいかかでしょうか。

岸本氏:アクリル絵具ブランド「Liquitex(リキテックス)」とコラボした7色のケータイです。

Q:URBANO AFFAREはいかがでしょうか?

岸本氏:上質感を持たせた、ビジネスでも使える、使いやすさを追求したケータイです。

Q:Wi-Fi WALKER DATA08Wはいかがでしょうか?

岸本氏:WiMAXと3Gに対応したモバイルWi-Fiルーターです。

Q:ビジネスタブレット –TOUGH- ETBW11AAはいかがでしょうか?

岸本氏:耐衝撃性能と防水・防塵に対応した、WiMAX対応の法人向け端末です。デュアルコアCPU搭載なので、快適に操作できます。

Q:法人向け携帯電話 E10Kはいかがでしょうか?

岸本氏:シンプルなデザインにセキュリティ機能と防水性能を備えたビジネスケータイです。

Q:前後しますが、今回のラインナップはどういった目標、アピールを目指したのでしょうか。

岸本氏:昨年秋にIS03で本格的にスマートフォンに参入し、今年夏モデルでは、INFOBARを初め、お客様の選択肢を増やすラインナップでした。
サービスにおいても「skype™」や「jibe」など、主にコミュニケーション中心のサービスを提供し、楽しみ方の提案をしてきました。
今回は、”もっと快適にサクサク使いたい”というお客様の思いに、なんとか応えなくてはいけない。そこでWiMAX対応モデルを中心に、デュアルコアCPU搭載のモデルも揃えたラインナップになっています。

Q:最初、IS03を発表された時に、スマートフォンでもケータイのサービス、いわゆる”ガラスマ”という言葉が生まれました。次にHTCのEVOがあって、WiMAX対応端末が初めて出ました。今回はそういった観点でいうとあまり目新しさを感じませんでした。これは拡充的意味なのか、それとも別の意図があってのことなのでしょうか。

岸本氏:IS03では、フィーチャーフォンを使っている方が、今まで通りに使えるようにフィーチャーフォン機能を搭載する所からスタートして、その後コミュニケーションツールとして、スマートフォンでの楽しみ方を提案してきました。
その次にEVOを発表し、今年の夏は、テンキーだったり、QWERTYキーだったり、もっと自分らしいスマートフォンを求めるお客様にはINFOBARであったり、お客様の選択肢を増やしたいと考えました。
また、新しいものをより早く日本のお客様にご紹介したいという思いで、Windows®Phone IS12Tを発表して、スマートフォンの中でお客様の選択肢が増えました。今回は、これまで取り組んできたことの次のステップとして、”もっと自由に楽しみたい、もっとコミュニケーションを自由にしたい”というお客様の思いに応えたいと考えました。

Q:WiMAX推しなのはトラフィックの問題もあるのでしょうか。

岸本氏:スマートフォンの移行速度はすごく早くて、なおかつ「Facebook」、「skype™」、「jibe」などのコミュニケーションを中心としたアプリの利用も加速すれば、より快適な環境でサクサク使いたいというお客様の思いはもっともっと増えていくんじゃないかと思います。そのようなお客様の思いに応えるためにもサクサク速いネットワークは必要なのではと思います。
また、サクサク速いネットワークが選べるとなると、テザリング機能を使っていろいろなWi-Fi対応機器を繋げて楽しむといった使い方もしたくなりますよね。

Q:今回のラインナップは、他キャリアさんからの移行を狙ってのモノなのか、それとも自社内での機種変更を狙うのか、という部分はいかがでしょうか?

岸本氏:すぐに携帯電話会社さんを乗り換える気持ちになってくれる方って、新しいモノをいち早く使いたいお客様とか、スマートフォンの利用頻度がすごい高いお客様とか、そういった方々が中心になってくるんだと思うんですね。ただ、そういった方だけではなく、今までauを長く使ってくださっているお客様に対しても興味をもって頂かなければいけません。今回、スマートフォンのラインナップとしてWiMAX搭載機種が半数以上あって、デュアルコアCPU搭載機種も揃えています。他社さんをお使いのお客様をこういった端末を中心にauに移って頂きたいという思いは当然あります。
また、MEDIAS®のような女性向けの端末、AQUOS PHONEのような初めてスマートフォンを使う方にもやさしい端末であったり、ARROWS、DIGNOのようなWiMAX対応で日本仕様のサービスもしっかり押さえている端末もありますので、auをお使いのお客様にも十分興味を示してもらえるのではと思います。
そのため、他社さんからの移行だけを狙ったラインナップでもないですし、auのお客様の買い換えだけを狙ったラインナップということでもありません。
全てのお客様にauの端末に興味を示してもらえるようなラインナップを揃えるということは、今後も変わらないと思います。

Q:他社さんから引っ張ってくる、という部分では、今回はどうも今までの発表と違って、「世界初」というのが無くて寂しいのですが。

岸本氏:おそらく、夏の発表会のインパクトが強かったんだと思います。INFOBARがあり、私たちもXperiaを推していましたし。その他、防水耐衝撃性能を備えたG'zOneなど、今までのスマートフォンには見られなかった端末を発表しました。夏はほとんど端末一色の発表という感じで、そういった意味で逆に端末に対するインパクトが強すぎたかもしれません。
今回は、快適にサクサク使える端末とその端末で便利なアプリがより快適に楽しめるということをお客様にアピールしていくという感じでしょうか。昨年の秋冬が、端末の発表と「skype™」や「jibe」の発表もあり、その他LISMO等のケータイで使えたアプリがスマートフォンでも使えるといった感じのアピールだったと思いますので、今回はそれに近いのかなと思います。

Q:なるほど、それにしても非接触充電等の新しい部分がなくて、プレゼンテーションも端末はフラットだったので、いまいち心に響く部分が少ないと感じたのですが。

佐藤氏:先入観があるのかもしれませんね。リークしている記事の。

岸本氏:「未来は選べる」のコンセプトには、「もっと自由に楽しみ、もっとコミュニケーションを自由にしたい」お客様の思いに応えていきたいという強い思いがこめられているんです。

Q:なるほど。最後になりますが、今回のラインナップの中で、岸本氏が購入するとしたら、どれですか?

岸本氏:私が使いたいと思うのはHTC EVO 3Dですかね。「独自のUI」がいいですね。私も目一杯スマートフォンを常日頃から触っていろんなことをやっているか、と言われたらそうでもないのですが、普通にケータイと同じような感覚でスマートフォンを使う人間からしても、「HTC Sense」はやっぱり心に響くものがありましたね。

Q:同感です。あのUIは響きました。

筆:ありがとうございました。

今回はauの「未来は、選べる」という新しいコンセプトでの初の端末発表会でしたが、当初はなんとなくインパクトが物足りない印象でした。しかし、岸本氏の話を聞いて、端末とサービスの進化が融合して、より快適に簡単にスマートフォンを使うために考えられていることがわかりました。防水端末が多いのもポイントですね。ケータイに比べて、スマートフォンは個性が出しにくい、とも言われていましたが、auではそんなことはないようですね。