
iida 新商品発表会
1月28日(木)に東京・表参道のSpiral Hallで行われたiidaの新商品発表会に行ってきました。。
「lotta」です。
コンパクトでシンプルをコンセプトに、プロダクトデザイナーの岩崎一郎氏(iida第一弾のG9のデザイナー)のデザインです。
カラーバリエーションはホワイト、イエロー、グリーンの3色で、ホワイトは「3」、イエローは「5」、グリーンは「7」の数字が表面に大きく刻印されています。


通話ボタンがそれぞれケータイ表面と同じ色にカラーリングされていて、操作ボタン面のワンポイントになっています。裏面のマットな質感が手にしっくりおさまります。
側面には一切ボタン類は存在しないため、見た目も思った以上にシンプルに見えます。 ディスプレイの時計と一緒に現れる数字は実はカウンターになっていて、lottaを操作するたびにひとつずつ数字がカウントされていくそうです。


lottaには「LIFESTYLE PRODUCTS」の専用アイテムもあって、それも展示されていました。
こちらは「STRAP - TRAP」(ストラップ トラップ)。
ニューヨークでPOSTALCAを設立したマイク・エーブルソンのデザインです。
ネックストラップと携帯クリーナーがセットになっていて、長いストラップは、本体にぐるぐる巻きにして革のストッパーで留めることができるそうです。
クリーナーは鹿革で、小さな皮の収納ケースが付属しています。
lottaが一気にハードボイルドスタイルになったような感じがしますね。


そして、「8071 STRAP」(ハチゼロナナイチ ストラップ)。
なんと、デザイナーの織咲誠氏を発見!早速お話を聞いてみると・・・。
「実はこのストラップ、ケータイ忘れ防止なんです。」
どういうことでしょう?
「本体側のストラップと中央のジョイント部分が取り外すことができて、例えば、片方のパーツを部屋のドアノブにかけておく。
外出から帰ってきたら、ストラップの(ジョイント側の)パーツをドアノブ側につけて、また出かける時に付けるんです」
なるほど。ケータイを持って外に出ることにワンクッション加ることによって、いつも持ち歩くケータイに意味が生まれるんですね。靴を履いて出掛けるようなイメージでしょうか。


「気分も変わるし、気分によってストラップの色を変えてもいい。
まさにライフスタイルプロダクト。ただ、ここまで言っちゃうとちょっと難しいから、そこまでの提案は発信していないんだけどね」
そんな、もったいない!一般的にはビビットな色とデザインに目がいってしまいますもんね。
「気づいてくれる人がブログとかで書いてくれたらいいかなぁ、ぐらいですよ」
私が書きますよ!今、ここで!
織咲さん、貴重なお話ありがとうございました。


「iida AWARD 2010」の受賞者の方々もいらっしゃったので、ちょっとお話を伺いました。
「WOELD OF ALICE」で受賞した、大阪市立大学大学院 今村謙人さんと宮武希実さんです。
「建築デザインを勉強しているので、『プロダクトデザイン』というよりも、そこに小さな建築がある、世界がある、というイメージなんです。」
なるほど、この展示のようなイメージですか?
「いや、こういった綺麗な感じよりも、普通の家のゴミ箱の後ろのコンセントからチョロチョロっとこのコードが出ているとかわいいかな、っていうイメージなんです。」
なるほど。現実的な空間にあるからこそのコードなわけですね。


「Chocolate cookie」の京都造形芸術大学の大角雅幸さん。
「ACアダプター本体から出ているコードが、チョコが垂れているイメージになって、そこからコードの巻きやすさを考えたらヘコミができて、ヘコミをつけたらコンセントから取りやすい形になって。」
それにしては、この色はチョコっぽくないですよね。
「実際の商品になる時はもっと色を考えます、ね。」(説明員)
ツッコミが入りました。


最後は「koyubito」の慶應義塾大学の中川諒さんと千葉大学大学院の岩原一平さん。
「ケータイって、つながっている感じがないよね、というところから、このケータイコンテンツと連動したストラップができました。GPSで、画面の紐が常に相手の方向を向いています。
近づくと、この紐が大きく反応するような感じです。どこにいても、相手を感じられます。」
ケータイ同士が赤い糸でつながっている、ということを表現ではなく、ここまで体感できるなんて。キュン死しそうですね。


プロダクトのデザインをしている方々に実際にお話をお伺いして、高機能&スマートなデザイン=トレンドのケータイ、のようなイメージがありましたが、iidaは一線を画していることがよくわかりました。
実際に店頭で触れて感じてみることをおすすめしますよ?。

