
IS series 発表会
2010年3月30日にザ・プリンスパークタワー東京で行われた「KDDI IS series発表会」に行ってきました。今回はKDDIが満を持して発表するスマートフォンというだけあって、期待が高まります。
プレゼンテーションはいつもの通り取締役執行役員常務 高橋誠氏です。
今回「IS series」として発表されるスマートフォンは2機種。
「今までのスマートフォンは限られたユーザーのデバイスであったのではないか。その中で大事にしたいのは”人と人とのつながり””Share”そういうものを考えています。
ソーシャルコミュニケーションが台頭する中、スマートフォンを単なるデバイスだけではなくて、人と人とが繋がれるような、誰でもが使える、心地よい、そういうコミュニケーションツールにしたいという風に思ってきました。」

スマートフォン=ケータイマニア向けなガジェット、と思い込んでいました。これはKDDIらしい端末の予感です。
このISの意味は、”人と人が出会うことで素晴らしい未来がある”ということを意味した、”私(I)が私達(IS)に出会う”というコンセプトワードだそうです。
最初の紹介はGoogleのAndroid™OSを搭載した「IS01」です。
ソーシャルメディアの一人当りの平均取得アカウント数は4個で、その利用機器に求められるのは”画面の大きさ””入力のしやすさ””携帯性の良さ”だそうです。IS01はその求められている部分に対応するため、PCとケータイの中間の端末をスマートブックと定義して、両方の良さを備えた、新しいコンセプトの端末としたとのことです。
高級感のあるデザインはiidaでお馴染みの深澤直人氏によるもの。そして使いやすいユーザーインターフェース(以下、UI)も特徴で操作音も含め、心地よさを追求したとのこと。さらに5.0インチの大画面はタッチパネルで直感的な操作が楽しめます。フルキーボード搭載で打ちやすさにもこだわったそうです。マルチタスク対応で、複数のアプリケーションを同時に立ち上げることができる とのことなので、PCライクな使い方も対応できそうですね。また、Widget(ウィジェット)と呼ばれるデスクトップ上で動くアプリを多くプリインストールしているそうです。
IS01のUIイメージはこちら


また、今話題の「セカイカメラ」がAndroid™搭載スマートフォンに初対応するそうです。au端末からしか投稿できないオリジナルエアタグの提供もある、とのこと。
そろそろ頭がパンク状態になってきました。

ここから、”「ケータイ」に使い慣れた皆さま”向けの説明が始まります。
日本向けのカスタマイズとして、「ワンセグ」「赤外線通信」を搭載しているとの説明が。Android™搭載スマートフォンとしては初、とのこと。
なおかつ、2010年8月下旬以降のアップデートで、「~@ezweb.ne.jp」のEメール、デコレーションメールにも対応していくとのことです。
なんとなく、グローバル端末のようなイメージがあったのですが、使い慣れた定番機能の搭載は、やはりユーザーにはホッとしますね。
製造メーカーはSHARPで、気になる発売は6月上旬以降の予定だそうです。

「au one ナビウォーク」、「LISMO!」、「EZ助手席ナビ」、「Run&Walk」等のau定番アプリケーションを次々にAndroid™搭載スマートフォンに対応させていくそうです。
また、「auかんたん決済」でAndroid™向けアプリの決済が可能になって、アプリも探しやすくなる「au one Market」 をオープン。
グローバルでオープンな「Androidマーケット™」とは別に、日本人向けのアプリを集めた場所になるようで、最初の段階で約200アプリが用意されている、とのこと。すごい数です。


IS01は2台目需要を考えた端末、ということで、こちらが第1弾とすると、第2弾は”ケータイに変わる、1台持ち用の端末の開発も進めている”というサプライズ情報が!こちらはケータイの使いやすさとスマートフォンの良さを併せ持った端末、とのこと。
「デザインはまだお見せできる段階ではないので・・・」としながら、一瞬だけデザインコンセプトがスライド上に映りました!あの形はもしや例のアレ?次回の発表会への持ち越しです。残念。

IS02は、日本初のWindows Mobile® 6.5.3を搭載し、静電式タッチパネルで操作しやすい端末とのこと。4.1インチの有機ELディスプレイとのことなので画面がキレイそうですね。さらにQWERTYキー搭載のスライド式端末では最薄で、何と12.9㎜!こちらの製造メーカーは東芝で、発売予定は同じく6月上旬以降だそうです。

IS series用の料金キャンペーンが発表されました!
月々1,095円×2年間割引で合計2万6千円以上安くなる、「ISデビュー割」を提供していくそうです。
こちらは2010年6月~9月末にIS01またはIS02を新規で購入された場合に適用になるようで、新しモノ好きにはうってつけのキャンペーンとなっています。

ここで、Googleアジア太平洋 販売営業担当 副社長 ダニエル・アレグレさんが挨拶をします。
フリーオープンソースについてのアピールと今回の端末についてのコメントが続きます。各region向けにカスタマイズされたサービス、機能をディベロッパーが提供可能にする、というAndroid™の戦略とGoogleの懐の深さが感じられるスピーチでした。


質疑応答とフォトセッションが終わったので、早速タッチ&トライコーナーで実機を触ってきましたよ!
IS01は閉じた状態だとまるでちょっとした化粧のコンパクトみたいで、まったく電化製品的な匂いがありません。
質感もザラザラした加工がされていて、手になじみます。広げると押しやすいキーボードが現れます。
手にもって親指シフトで打つか、通常のキーボードのように打つか、は手の大きさによるかもしれません。サイド前面にはmicroUSBポート(ケーブル付属)とヘッドホン端子、赤外線通信用のウィンドウがあります。




UIを担当されたocean observations™のCEO Sofia Svantesonさんがブースでスピーチをされていました。
このUIはとっても心地よいコンセプトでできていて、その全容をお見せできないのが残念です。是非実機を触って、今までのスマートフォンとは違う、快適なUIを試してもらいたいと思います。

セカイカメラの頓智・株式会社 CEO 井口さんもブースでプレゼンテーションを行っていました。注目度抜群です。

早く実物を見たい!と思われた皆さまに朗報!3月31日 (水) からKDDIデザイニングスタジオ (東京・原宿) で「IS01」「IS02」の展示が始まっています。実際に手にとって操作感をお試しいただけるのは、「IS01」は4月初旬以降、「IS02」は4月下旬以降に順次、展開する予定とのこと。楽しみですね。
スマートフォンと聞くとケータイマニアな人たちのおもちゃだったり、ビジネスツールだったり、のイメージがあったのですが、IS01は触って楽しい、心地よい、を体現できるすばらしいUIと、それを支えるケータイ定番機能によって、新しい時代の幕開けを感じました。とはいえ、いままでスマートフォン対応の発表がなかったau。
次回はその意図を含めて、auさんに現場直撃インタビューした模様をお届けします。
※ 「Android」、「Androidマーケット」は、Google Incの商標または登録商標です。
※ 「Windows」、「Windows Mobile」は、米国 Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。


